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秋の石綿一斉パトロールで指摘されやすいポイント5選
「古い建物なのに『アスベストなし』で報告された現場から、先に見に行くらしいよ」。
そんな話、聞いたことはありますか?
実はこれ、先日ある労働基準監督署の方から、ちらっと聞いた話なんです。
報告システムで「石綿あり」となっている現場よりも、そこそこ古い建物なのに「石綿なし」となっている現場のほうが気になる、というニュアンスでした。
もちろん、一個人から聞いた話で、公式にそういう方針が出ているわけではありません。
半分は噂話として聞いてくださいね。ただ、言われてみれば納得です。
2006年9月より前に建てられた建物は、石綿を含む建材が使われている可能性があります。
そんな建物で「なし」と出ていたら、「ほんとに?」と確かめたくなりますよね。
本当かどうかはさておき、「なし」と報告した現場ほど、その根拠をサッと出せるようにしておくと安心です。この記事では、パトロールで実際によく指摘されるポイントを、データと一緒に紹介していきます。
今年も、秋の一斉パトロールの季節です
厚生労働省は2026年9月30日、国土交通省・環境省と合同で、石綿(アスベスト)対策の全国一斉パトロールを10月頃から11月頃まで行うと発表しました。
労働基準監督署が、都道府県などの建設リサイクル法や環境の担当部署と一緒に現場を回ります。期間は目安なので、地域によって少しずれます。
チェックされるのは、ざっくり言うと次の法律が守られているかどうかです。
- 労働基準監督署:労働安全衛生法、石綿障害予防規則
- 建設リサイクル法の担当部署:建設リサイクル法
- 環境の担当部署:廃棄物処理法、大気汚染防止法、フロン排出抑制法
そして今年は、2026年1月から工作物の事前調査に資格が必要になってから、初めての秋のパトロールでもあります。
では、現場では実際どんなことを言われているのでしょうか。
参考になるのが、大阪府が独自に行っているパトロールの結果です。
2026年6月には、工事中の201現場のうち93現場(約46%)が指導を受けていました。
ほぼ2現場に1現場です。しかも中身を見ると、除去作業そのものより「書類」と「掲示」についての指導がほとんどでした。
よく指摘されるポイント5選
大阪府の2026年6月のパトロールでは、延べ163件の指導がありました。
一番多かったのが書面の備付け(73件)、その次が掲示(45件)です。
この結果と、今年から始まった工作物のルールを踏まえて、特に気をつけたい5つをピックアップしました。

いちばん多いのがこれです(73件)。事前調査の結果の写しは、事務所ではなく工事の現場に置いておくルールになっています。
「調査もしたし、書類も会社にちゃんとある。でも現場には置いてなかった」。実はこのパターンがとても多いんです。調査はしっかりやっているのに、置き場所だけで指導されてしまうのは、もったいないですよね。
ひと工夫: 着工前に、現場用の書類をひとつのファイルにまとめておくのがおすすめです。タブレットやクラウドでもすぐ見せられるようにしておくと、さらに安心です。

2番目に多いのが掲示です(45件)。事前調査の結果は、石綿が「あった」ときだけでなく、「なかった」ときも、現場の見やすいところに掲示します。
「石綿なしだったから、掲示はいらないよね」。これ、実はよくある勘違いなんです。
掲示板を出していても、書く項目が足りなかったり、道路から見えにくい場所だったりして指導されることもあります。
ひと工夫: 掲示物はひな形を決めて、毎回同じ形で作るのがいちばんラクで確実です。出したら、敷地の外から見える状態を写真に撮っておくと、あとで説明しやすくなります。

書面の作り方についての指導は13件、発注者への説明についての指導も5件ありました。書類が「ある」だけでなく、中身も見られています。
よく見られるのは、こんなところです。
- 調査した人が、必要な資格を持っているか
- 書類を見る調査と、目で見る調査の両方をやった記録があるか
- 「みなし」で判断した建材が、ちゃんとわかるようになっているか
- 工事の前に、発注者へ書面で調査結果を説明しているか
それから、記録は工事が終わってからも3年間は保存しておきます。
ここで冒頭の話を思い出してみてください。古い建物で「石綿なし」と判断したときは、分析結果やメーカーの証明書など、「なし」と言える根拠を書類に残しておくのが大事です。いざ聞かれたときに、すぐ出せると心強いですよ。
ひと工夫: 報告書のひな形に、資格証の番号、調査日、調査方法、写真を入れる欄を最初から作っておくと、書き忘れを防げます。

これ、現場で本当によく聞くんです。
- 「100万円未満の改修だから、アスベスト調査はいらないよね」
- 「80㎡未満の小さな解体だから、調査しなくて大丈夫」
実はどちらも勘違いです。
事前調査は、工事の大きさや金額に関係なく、基本的にすべての解体・改修工事で必要です。 1万円の小さな補修でも、物置ひとつの解体でも、調査は必要です(明らかに石綿を含まない材料だけを扱う作業など、ごく一部の例外はあります)。
では「80㎡」や「100万円」は何の数字なのかというと、これは調査結果を国や自治体に報告するかどうかの基準なんです。
| 事前調査 | 調査結果の報告 | |
|---|---|---|
| 建築物の解体 | 規模に関係なく必要 | 床面積80㎡以上なら必要 |
| 建築物の改修 | 金額に関係なく必要 | 請負金額100万円以上(税込)なら必要 |
| 特定の工作物の解体・改修 | 金額に関係なく必要 | 請負金額100万円以上(税込)なら必要 |
つまり「報告がいらない工事」はあっても、「調査がいらない工事」はほとんどない、ということです。この2つがごちゃまぜになって、「小さい工事は全部いらない」と覚えてしまっている方がとても多いんですよね。
ちなみに報告が必要な工事では、石綿があってもなくても、元請業者が「石綿事前調査結果報告システム」で報告します。パトロールでも、報告していなかったことでの指導が13件ありました。
ひと工夫: 小さな工事でも「調査はやる」を前提にして、そのうえで「報告もいるかな?」を受注のときにチェックする流れにしておくと迷いません。報告にはGビズIDが必要なので、まだの会社は早めに取っておくとスムーズです。

今年の秋、いちばん注目したいのがここです。2026年1月1日以降に着工する工事から、ボイラーや配管、焼却設備などの特定の工作物の事前調査は、「工作物石綿事前調査者」などの資格を持った人が行うことになりました。
ここでつまずきやすいのが、「建築物の調査者の資格があるから大丈夫」という思い込みです。建築物の資格だけでは、特定の工作物の調査はできません。工場の設備更新や配管の改修で、「いつもの人に頼んだら、実は資格が足りなかった」ということも起こりえます。
ひと工夫: 見積もりの段階で「この工事、工作物は入っていないかな?」と一度確認するクセをつけておくと安心です。社内に資格を持った人がいなければ、早めに外部の専門会社に声をかけるのが近道です。
現場に出る前の、5分チェックリスト
パトロールが来ても来なくても、着工前にこの9つをさっと確認しておけば、上の5つはほぼ防げます。


パトロールで言われることの多くは、調査の腕よりも「書類」と「段取り」のちょっとした抜けです。でも、そのちょっとした抜けで工事が止まってしまうと、工期にも利益にも響いてしまいます。
アスベスト調査分析株式会社(ARA)は、事前調査から分析、報告書づくりまでまとめてお手伝いしています。現場に置く書類や掲示物までそろえてお渡しするので、「ARAに頼めば、あとは楽ちん」と思っていただけるのが目標です。
- 工作物の調査も、おまかせください: 2026年から資格が必要になった特定の工作物の調査にも対応しています。
- 「今の書類、これで合ってる?」もお気軽に: お手元の調査書類や掲示物が、今のルールに合っているか一緒に確認します。
- アスレポなら、書類をいつでも現場から: 調査結果をクラウドで管理できるので、パトロールで書類を求められても、スマホですぐに見せられます。
「この小さい工事、調査いる?」「この設備って工作物に入る?」。そんな一言のご質問も大歓迎です。
TEL:0120-766-6507
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秋の石綿一斉パトロールで指摘されやすいポイント5選「古い建物なのに『アスベストなし』で報告された現場から、先に見に行くらしいよ」。 そんな話、聞いたことはありますか? 実はこれ、先日ある労働基準監督署の方から、ちらっと聞いた話なんです。 報告システムで「石綿あり」となっている現場よりも、そこそこ古い建物なのに「石綿なし」となっている現場のほうが気になる、というニュアンスでした。 もちろん、一個人から聞いた話で、公式にそういう方針が出ているわけではありません。 半分は噂話として聞いてくださいね。ただ、言われてみれば納得です。 2006年9月より前に建てられた建物は、石綿を含む建材が使われている可能性があります。 そんな建物で「なし」と出ていたら、「ほんとに?」と確かめたくなりますよね。 本当かどうかはさておき、「なし」と報告した現場ほど、その根拠をサッと出せるようにしておくと安心です。この記事では、パトロールで実際によく指摘されるポイントを、データと一緒に紹介していきます。 今年も、秋の一斉パトロールの季節です 厚生労働省は2026年9月30日、国土交通省・環境省と合同で、石綿(アスベスト)対策の全国一斉パトロールを10月頃から11月頃まで行うと発表しました。 労働基準監督署が、都道府県などの建設リサイクル法や環境の担当部署と一緒に現場を回ります。期間は目安なので、地域によって少しずれます。 チェックされるのは、ざっくり言うと次の法律が守られているかどうかです。 労働基準監督署:労働安全衛生法、石綿障害予防規則 建設リサイクル法の担当部署:建設リサイクル法 環境の担当部署:廃棄物処理法、大気汚染防止法、フロン排出抑制法 そして今年は、2026年1月から工作物の事前調査に資格が必要になってから、初めての秋のパトロールでもあります。 では、現場では実際どんなことを言われているのでしょうか。 参考になるのが、大阪府が独自に行っているパトロールの結果です。 2026年6月には、工事中の201現場のうち93現場(約46%)が指導を受けていました。 ほぼ2現場に1現場です。しかも中身を見ると、除去作業そのものより「書類」と「掲示」についての指導がほとんどでした。 よく指摘されるポイント5選 大阪府の2026年6月のパトロールでは、延べ163件の指導がありました。 一番多かったのが書面の備付け(73件)、その次が掲示(45件)です。 この結果と、今年から始まった工作物のルールを踏まえて、特に気をつけたい5つをピックアップしました。 いちばん多いのがこれです(73件)。事前調査の結果の写しは、事務所ではなく工事の現場に置いておくルールになっています。 「調査もしたし、書類も会社にちゃんとある。でも現場には置いてなかった」。実はこのパターンがとても多いんです。調査はしっかりやっているのに、置き場所だけで指導されてしまうのは、もったいないですよね。 ひと工夫: 着工前に、現場用の書類をひとつのファイルにまとめておくのがおすすめです。タブレットやクラウドでもすぐ見せられるようにしておくと、さらに安心です。 2番目に多いのが掲示です(45件)。事前調査の結果は、石綿が「あった」ときだけでなく、「なかった」ときも、現場の見やすいところに掲示します。 「石綿なしだったから、掲示はいらないよね」。これ、実はよくある勘違いなんです。 掲示板を出していても、書く項目が足りなかったり、道路から見えにくい場所だったりして指導されることもあります。 ひと工夫: 掲示物はひな形を決めて、毎回同じ形で作るのがいちばんラクで確実です。出したら、敷地の外から見える状態を写真に撮っておくと、あとで説明しやすくなります。 書面の作り方についての指導は13件、発注者への説明についての指導も5件ありました。書類が「ある」だけでなく、中身も見られています。 よく見られるのは、こんなところです。 調査した人が、必要な資格を持っているか 書類を見る調査と、目で見る調査の両方をやった記録があるか 「みなし」で判断した建材が、ちゃんとわかるようになっているか 工事の前に、発注者へ書面で調査結果を説明しているか それから、記録は工事が終わってからも3年間は保存しておきます。 ここで冒頭の話を思い出してみてください。古い建物で「石綿なし」と判断したときは、分析結果やメーカーの証明書など、「なし」と言える根拠を書類に残しておくのが大事です。いざ聞かれたときに、すぐ出せると心強いですよ。 ひと工夫: 報告書のひな形に、資格証の番号、調査日、調査方法、写真を入れる欄を最初から作っておくと、書き忘れを防げます。 これ、現場で本当によく聞くんです。 「100万円未満の改修だから、アスベスト調査はいらないよね」 「80㎡未満の小さな解体だから、調査しなくて大丈夫」 実はどちらも勘違いです。 事前調査は、工事の大きさや金額に関係なく、基本的にすべての解体・改修工事で必要です。 1万円の小さな補修でも、物置ひとつの解体でも、調査は必要です(明らかに石綿を含まない材料だけを扱う作業など、ごく一部の例外はあります)。 では「80㎡」や「100万円」は何の数字なのかというと、これは調査結果を国や自治体に報告するかどうかの基準なんです。 事前調査調査結果の報告建築物の解体規模に関係なく必要床面積80㎡以上なら必要建築物の改修金額に関係なく必要請負金額100万円以上(税込)なら必要特定の工作物の解体・改修金額に関係なく必要請負金額100万円以上(税込)なら必要 つまり「報告がいらない工事」はあっても、「調査がいらない工事」はほとんどない、ということです。この2つがごちゃまぜになって、「小さい工事は全部いらない」と覚えてしまっている方がとても多いんですよね。 ちなみに報告が必要な工事では、石綿があってもなくても、元請業者が「石綿事前調査結果報告システム」で報告します。パトロールでも、報告していなかったことでの指導が13件ありました。 ひと工夫: 小さな工事でも「調査はやる」を前提にして、そのうえで「報告もいるかな?」を受注のときにチェックする流れにしておくと迷いません。報告にはGビズIDが必要なので、まだの会社は早めに取っておくとスムーズです。 今年の秋、いちばん注目したいのがここです。2026年1月1日以降に着工する工事から、ボイラーや配管、焼却設備などの特定の工作物の事前調査は、「工作物石綿事前調査者」などの資格を持った人が行うことになりました。 ここでつまずきやすいのが、「建築物の調査者の資格があるから大丈夫」という思い込みです。建築物の資格だけでは、特定の工作物の調査はできません。工場の設備更新や配管の改修で、「いつもの人に頼んだら、実は資格が足りなかった」ということも起こりえます。 ひと工夫: 見積もりの段階で「この工事、工作物は入っていないかな?」と一度確認するクセをつけておくと安心です。社内に資格を持った人がいなければ、早めに外部の専門会社に声をかけるのが近道です。 現場に出る前の、5分チェックリスト パトロールが来ても来なくても、着工前にこの9つをさっと確認しておけば、上の5つはほぼ防げます。 パトロールで言われることの多くは、調査の腕よりも「書類」と「段取り」のちょっとした抜けです。でも、そのちょっとした抜けで工事が止まってしまうと、工期にも利益にも響いてしまいます。 アスベスト調査分析株式会社(ARA)は、事前調査から分析、報告書づくりまでまとめてお手伝いしています。現場に置く書類や掲示物までそろえてお渡しするので、「ARAに頼めば、あとは楽ちん」と思っていただけるのが目標です。 工作物の調査も、おまかせください: 2026年から資格が必要になった特定の工作物の調査にも対応しています。 「今の書類、これで合ってる?」もお気軽に: お手元の調査書類や掲示物が、今のルールに合っているか一緒に確認します。 アスレポなら、書類をいつでも現場から: 調査結果をクラウドで管理できるので、パトロールで書類を求められても、スマホですぐに見せられます。 「この小さい工事、調査いる?」「この設備って工作物に入る?」。そんな一言のご質問も大歓迎です。 お問い合わせ | ARA アスベスト調査分析株式会社 TEL:0120-766-6507Read More -
【人材紹介】現場の言葉が通じないエージェントに任せていませんか?「求人広告を出しても反応が無い」「紹介されても、現場の空気が分かっていない」 建設・土木・設計の現場を抱える企業様とお話しする中で、常々耳にするのが現場を支える人材の不足です。 ・施工管理の頭数が足りず、特定の監督に負荷が集中している ・設計や工務の実務が分かる人材を募集しても、そもそも応募が来ない ・一般の人材紹介会社に頼んでも、図面や現場管理の難しさ、業界特有の空気感が伝わらず、ミスマッチな紹介ばかりで疲弊してしまう 日頃ARAとお取引いただいているお客様からも、こうした採用のリアルな悲鳴を伺ってきました。 「建設やモノづくりの現場を本当に知っている会社が、人材を探してくれたらいいのに---」 そんな課題を根本から解決するために生まれたのが、私たちのグループ会社「株式会社Active Career Design(ACD)」です。 なぜACDなら「話が早い」のか? 一般的な人材エージェントとACDの決定的な違いは、「建設・土木・の現場かん・事業感覚を共有しているグループ会社」である点です。 ・現場の”ツボ”と実務レベルを理解している 「どれくらいの規模の現場を回せるか」「どんな図面を引いてきたか」「協力会社との折衝力はあるか」といった、履歴書には表れにくい現場対応力を把握した上でスクリーニングを行います。 ・業界特有のネットワークからアプローチ マルホウ・ARAグループが培ってきた業界内のつながりや独自のデータベースを活用し、大手求人媒体だけでは出会えない実務層へアプローチします。 ・採用が決まるまで費用は0円(完全成功報酬型) 初期費用や求人掲載費などの先行投資は一切不要です。ミスマッチを未然に防ぎ、採用活動にかかる膨大な工数とリスクを最小限に抑えます。 「まずは情報交換だけ」でも構いません 「来期に向けて施工管理を1名確保しておきたい」 「設計・工務まわりで即戦力になりそうな人がいれば話を聞いてみたい」 具体的な採用枠が確定していない段階でも大歓迎です。業界内の採用動向や給与水準の情報収集、求人要件のすり合わせといった「壁打ち」感覚でお気軽にご相談ください。 貴社の現場がよりスムーズに動き出すためのパートナーとして、ぜひACDの力をお役立てください。 〚お問い合わせ先〛 ・運用会社:株式会社Active Career Design(ACD) ・担当者名:藤田 ・TEL:052-856-3338(代表番号) / 070-3266-1940(直通番号) ・Mail:fujita@hr-acd.co.jp ・ご相談、資料請求:無料Read More -
【ARA】ホームページリニューアルのお知らせ(※分析のご依頼は「これまで通り」で大丈夫です!)このたび、弊社公式ホームページをリニューアルいたしました。 リニューアルに伴い、「注文方法が変わってしまうの?」「新しい登録が必要なの?」とご心配されたお客様、 どうぞご安心ください。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━これまでの方法で依頼したいお客様へ(安心・変更なし)━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 日頃の業務フローを変えていただく必要は一切ございません! ホームページトップ画面下の【 ログインしないで申し込み 】を押してください。 これまでと全く同じ流れ(ホームページからのお申し込み+Excel依頼書)で、そのままスムーズにご依頼いただけます。 新しいアカウント登録なども不要です。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━「もっと簡単に、便利に」分析を注文したいお客様へ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 「Excelの記入をなくしたい」「現場からスマホでサクッと頼みたい」というお客様向けに、新しいWEB依頼方法(アスレポLite連携)もスタートいたしました。 ◆ 新しい依頼方法のメリット・Excel依頼書の記入が不要(画面入力だけで完了)・パソコンはもちろん、スマホからでも依頼可能・過去の発注履歴や分析結果をマイページでいつでも確認 「使ってみたい」「詳しく知りたい」という方は、ぜひ下記のご利用マニュアルをご覧いただくか、弊社担当までお気軽にお問い合わせください。 1.新規アカウント登録編 【新規オーナーアカウント登録 | アスレポ 操作マニュアル】 2.請求先情報登録編(※分析依頼の際に登録が必須です。) 【請求先情報 | アスレポ 操作マニュアル】 3.分析依頼編 【分析コース | アスレポ 操作マニュアル】 ------------------------------------------------- 「いつものExcel依頼(ログインしないで申し込み)」「便利な新しい分析依頼(アスレポログイン)」 お客様のご都合に合わせて、使いやすい方法をご利用いただけますと幸いです。 ご不明な点がございましたら、いつでもARAまでお気軽にご連絡ください。 今後ともアスベスト調査分析株式会社をよろしくお願いいたします。Read More -
【地震・水害の備えと復旧】片付け作業の現実と、知っておきたいアスベスト・粉じん対策大きな地震や台風・豪雨による浸水被害など、自然災害は前触れなく私たちの日常を奪います。 被災直後の現場は、散乱した家財の片付け、泥のかき出し、乾燥や衛生対策など、とにかく目の前の作業に追われます。過酷な状況下において「アスベスト(石綿)の調査が必要」と言われても、正直なところ発災直後の混乱期にそこまで気を回していられないというのが切実な本音だと思います。 しかし、崩れた壁や水を含んだ建材を無理に壊して片付けたり、乾燥した粉じんを吸い込み続けたりすることで、作業中や後々の健康被害につながるケースは後を絶ちません。 今回は、過度な法律論を一方的に押しつけるのではなく、「現場で自分の体をどう守るか」「事前の備えとして何ができるか」に焦点を当て、最低限知っておきたい実践的な知識をまとめました。 1. なぜ「いつもの不織布マスク」では不完全なのか? 風邪や花粉対策でおなじみの白い不織布マスクは、主に咳やくしゃみなどの「飛沫(約5μm以上)」をブロックする目的で設計されています。しかし、災害現場で舞い上がる粉じん対策としては性能が不足しています。 粒子の大きさとフィルターの限界乾燥した泥埃、カビの胞子、そして建材に含まれるアスベストの繊維は、数マイクロメートル以下(特にアスベスト繊維は幅0.1〜数μm単位)と極めて微細です。一般的な不織布マスクのフィルター目をすり抜けてしまい、肺の奥まで吸い込んでしまうリスクがあります。 「顔との隙間(漏れ込み)」の問題不織布マスクは鼻や頬の脇にどうしても隙間が生じます。人間が息を吸う際、空気は抵抗の少ない「隙間」から優先的に流れ込むため、有害な粉じんを含んだ外気をそのまま取り込んでしまいます。 被災現場の過酷な空気から呼吸器を守るためには、微細な粒子を捕集できるフィルター性能と、「顔にしっかり密着する構造」を兼ね備えた国家検定規格の防じんマスクが不可欠です。 2. 平時の「防災備蓄」として用意しておきたい2つの規格 被災してからホームセンターに走っても、防じんマスクは真っ先に店頭から姿を消してしまいます。だからこそ、非常用持ち出し袋や工具箱に平時のうちから備蓄しておくことをおすすめします。 使い捨て式防じんマスク(国家検定規格:DS2)立体構造で顔に密着し、0.06〜0.1μmの試験粒子を95.0%以上捕集します。泥かき、室内の清掃、散乱した家財・瓦礫の運び出しなど、初動のあらゆる場面で活躍します。まずはご家族分として数枚〜1箱を備えておくと安心です。 取替式防じんマスク(国家検定規格:RL3 または RS3)破損した壁を取り除いたり、床下・天井を開口して内部を点検したりするなど、建材に直接触れる作業を行う場合は、微細なアスベスト繊維を99.9%以上捕集する最高クラスの規格(樹脂製フレームに交換式フィルターを取り付けるタイプ)が必要です。ネット通販や作業着専門店等で数千円程度で事前に入手できます。 3. 片付け作業で意識したい「壊さない・吸わない」基本動作 大掛かりな調査をする余裕がない応急復旧の段階では、「余計な粉じんを出さない」「吸い込まない」工夫が最大の自己防衛になります。 建材はなるべく「割らない・砕かない」石膏ボード、スレート板、床のPタイルなどは、割ったり切断したりする際にアスベスト等の粉じんが飛散します。撤去や移動の際は、できる限り原形のまま持ち出すことを意識してください。 乾燥させずに扱う(湿潤化)粉じんは乾くことで一気に空気中に舞い上がります。乾き始めた泥や建材を触る際は、軽く霧吹きなどで水を吹きかけ、湿らせてから扱うのが基本です。 電動工具をいきなり使わない床下の換気や点検のために床板を切る際、サンダーなどの高速切断機を使うと激しい粉じんが発生します。手工具(ノコギリやバール)を使う、粉じんが飛ぶ範囲を養生シート等で囲うといった配慮が有効です。 4. 被災家屋で特に注意したい建材の例 2006(平成18)年以前に着工された建物には、目に見えない場所に石綿含有建材が使われている可能性があります。 災害・被害の状況よくある作業・処置注意したい主な建材地震による壁や天井の損壊崩れ落ちた壁材・天井材の撤去、室内の片付け石膏ボード、スレート板、ケイカル板、吹付け材床上浸水濡れた壁の開口、湿った床材の張り替えビニル床タイル(Pタイル)、壁クロス下地ボード床下浸水床板の開口、換気・乾燥作業、断熱材の撤去基礎周りの成形板、配管の保温材、断熱材 5. 【建物のオーナー様へ】平時の調査が「有事の復旧スピード」を左右する 解体工事やリフォーム(改修工事)を行う前には、法令(大気汚染防止法・石綿障害予防規則)により専門家によるアスベスト事前調査が義務付けられています。 個人のお住まいでは平常時から前もって調査を行うのはハードルが高いかもしれませんが、賃貸アパート・マンションや商業ビル、社屋などを管理されているオーナー様・管理者様におかれましては、平時のうちに建物のアスベスト有無をあらかじめ調査・把握しておくことを強くおすすめします。 有事の応急復旧・安全確保が迅速にできる「どの部分に石綿が含まれていて、どこが安全か」が分かっていれば、被災直後の瓦礫撤去や仮復旧作業を迷いなく指示・実行できます。 急な修繕や改修工事で工事がストップしない平常時でも、急な設備トラブルや漏水補修で壁を壊す必要が生じた際、事前に調査データがあれば確認待ちのタイムロスなくスムーズに着工できます。 平時の「調査台帳」は、防災備蓄と同じように、有事における建物の資産価値と関わる人たちの安全を守る強力なバックボーンになります。 6. 目の前の安全を第一に、次のステップへ 被災直後は心身ともに過酷を極める中、何から手を付けるべきか途方に暮れることも多いはずです。 まずはご自身の健康と命を守る「最低限の防護(防じんマスク・手袋・長靴)」と「建材を無闇に壊さない」という一次安全の確保に集中してください。そして、次のステップとなる本格的な復旧や工事の段階で、法令に基づいた事前調査や適切な手順をひとつずつ確実に進めていきましょう。 破損が激しく建材の判断がつかない場合や、床下・壁内の大規模な撤去が必要になった場合は、無理にご自身だけで判断せず、自治体の相談窓口、信頼できる建築施工業者、またはアスベスト調査・分析の専門機関へ一度状況をご相談ください。Read More -
海外からアスベスト分析の仕事に就く人に向けてはじめに 日本で未経験からアスベスト分析の仕事を始めることは、外国人の私にとって新鮮で大きな挑戦でした。 アスベスト分析そのものだけでなく、日本語の専門用語や日本の職場環境についても学ばなければなりませんでした。振り返ってみると、最初は不安だった多くのことも、日々の研修と実践を通して少しずつ乗り越えることができました。初めて顕微鏡をのぞいたときの経験 最初に強く印象に残ったことの一つは、顕微鏡を使った観察でした。初めのうちは、光の強さや色合いに慣れるのが難しく、目が疲れてしまうこともありました。また、どこに注目して観察すればよいのかもよく分かりませんでした。しかし、繰り返し練習するうちに、顕微鏡の扱い方や試料の観察方法に徐々に慣れていき、顕微鏡で見える繊維のさまざまな形や見え方が興味深いと感じるようになりました。試料を見ながら、「この中にはアスベストがあるのかな」と考えながら探すことも面白かったです。繊維を見つけた後、特徴が分かりやすいように、きれいな画像を撮ることも楽しみの一つでした。 新しい用語や知識を学ぶ難しさ 研修の中でも特に難しかったのは、新しい専門用語や知識を覚えることで、「本当に全部覚えられるだろうか」と不安になることもありました。専門用語の中には母国語でも難しいものがあり、それを日本語で学ぶことは、私にとってさらに大きな課題でした。最初は限られた研修期間の中で習得できるかどうかプレッシャーを感じていましたが、毎日勉強と実践を続けることで、少しずつ用語や内容に親しみを持てるようになりました。 先輩社員のサポート 私を指導してくださった先輩社員はいつも気長に付き合ってくださり、理解できないことがあると何度でも丁寧に説明してくださいました。 答えが分からないときには、すぐに正解を教えるのではなく、考えるためのヒントを与えてくださることもありました。また、日本語の専門用語が理解しづらい場合には、英語での意味を確認しながら説明してくださり、大変助かりました。 さらに、「全てをすぐに覚えようと焦らなくてよいこと」や、「失敗を恐れなくてよいこと」も教えていただきました。そのおかげで、失敗も学習過程の一部であると理解できるようになりました。失敗をしてそれを修正し、再度挑戦することで少しずつ自分の分析に自信を持てるようになりました。 日本語環境のパソコンに慣れるまで 日本語環境のパソコンを使うことも、私にとっては大きな課題でした。最初は英語でキーボード入力をしていたため、日本語入力にはなかなか慣れませんでしたし、入力速度も遅かったです。しかし、毎日パソコンを使うことで徐々に慣れていきました。 この経験を通じて、日本で働くことを考えている海外の方々にとっては、専門知識だけでなく日本語の専門用語や漢字、そして基本的なパソコン操作についても事前に学んでおくことが大切だと感じました。Read More