2024.10.29
よくある問い合わせQ&A
こんにちは!アスベスト調査分析株式会社【ARA】の分析課です。この度は、どのようなお問い合わせが多く寄せられたのかをご紹介させていただき、お客様の『知りたい』『わからない』にお答えさせていただきたいと思います。●事務的な問い合わせQ 報告書(件名や試料名)の修正は可能ですか?A 可能です。 ご依頼時は、修正箇所を赤字でご記入して頂いた依頼書をエクセルファイルのままメールで 送信をお願いいたします。 報告書発行後のご依頼は、手数料として修正1回につき2,000円(税抜き)の費用がかかります。 発行前の修正依頼は無償で対応させていただきます。Q 請求書は石綿分析結果報告書に同封されていますか?A 請求書は報告書に同封されません。 ご要望がございましたら、報告書と共に同封させていただきます。Q 事前調査コースと採取分析コースは何が違いますか?A 【事前調査コース】 建築物の解体・改修工事の際に必須となった『事前調査報告書』の作成を 弊社が全てサポートするコースとなります。 弊社の社員が調査者となり、法定要件を満たすための書面調査、現地調査、検体採取、分析、 石綿事前調査結果報告書作成までを一括で代行いたします。 各種申請等で必要になる調査者名義も当社社員が担います。 【採取分析コース】 お客様に、採取すべき建材と採取箇所(数)についてご指定頂きます。 頂いた情報を基に出張検体採取を行い、採取位置図や分析結果報告書を作成いたします。 採取分析コースでは、お客様が調査者(各種申請等の調査者名義 共)となります。 石綿事前調査に関する法定要件を満たすためには、お客様ご自身で書面調査、現地調査を行って いただく(または別途手配頂く)か、当社事前調査コースをお申込みいただく必要がございます。●調査・採取の問い合わせQ 採取・出張調査の対応区域はどこまで可能ですか?A 全国どこでも対応可能です。Q 仕上塗材や床材などを採取する際は、どのような注意が必要ですか?A 【仕上塗材】 躯体に達するまで採取していただく必要がございます。 可能な限り層を維持したまま、板状で採取お願い致します。 【床材】 床材と躯体面を接着している接着剤まで採取してください。 採取した床材に接着剤が付着していない場合は、躯体面に残った接着剤を剥し同封してください。Q 採取時にどのような道具を使いますか?A 【外壁】 チスやタガネ、カナヅチを用いて、可能な限り粉体にならないよう、叩き割るように 採取してください。 【石こうボード(ボード類)】 ボードカッターや、のこぎりなどで切断してください。
Q 分析に必要な量はどのくらいですか?A 【仕上塗材】 5×5cm(1辺の長さが人差し指1本分程度)の正方形枠を満たせる量の採取をお願いします。 【ボード類】 表面から裏面までをまとめて切り抜いてください。 (裏面紙やパテに石綿が含有している可能性が高い為)Q 採取量をできるだけ少なくできませんか?A 前提として精度の高い分析を行うために最低限必要な当社規定量があります。 但し、現場状況等で規定量に満たない場合はご相談ください。Q 2006年以降に建てられた建築物でも事前調査が必要ですか?A 2006年(平成18年)9月1日に重量0.1%を超えるアスベストの含有建材が禁止となりましたが、 規制後に着工した建物に関しても事前調査は必要です。 しかしながら、2006年(平成18年)9月1日以降の着工であると証明できれば、目視調査以降を 省略可能です。●分析の問い合わせQ 分析結果報告書中の非繊維状材料とは、どのような材質ですか?A 弊社では、材質を下記の通り区別して分析を行っています。 【塗材、紙材、セメント系材料、ALC、接着剤、木質材、繊維状材料、非繊維状材料】 非繊維状材料は、その他の材質名のいずれにも該当しない際に用いられます。Q 分析結果報告書中の壁紙と石膏ボードの間にある非繊維状材料とは、何ですか?A 石膏ボードの目地を埋めるためなどに使用されるパテを非繊維状材料と分類しております。Q 外壁材と目地材は併せて1検体として分析してもらえますか?A 弊社では、別検体として対応させて頂いております。Q ダクトパッキンやガスケットパッキンなど、十分に採取できないものはどうしたらいいですか?A 接合部からはみ出した部分を切り取るように採取してください。 1箇所で必要量に達しない場合は、同一と判断できる範囲において複数個所から採取してください。Q 仕上塗材が小さな破片状になってしまった検体でも層別分析できますか?A 仕上塗材などは、当社ラボにおいて比較的状態の良い破片を選び、割るなどして断面を新たに 作り、実体顕微鏡で拡大しながら分析を行いますので、層別分析可能です。Q 分析方法について教えてくださいA 弊社では、層別分析が可能なJIS A 1481-1(実体顕微鏡、偏光顕微鏡)による定性分析を 行っております。 ご要望により、JIS A 1481-2(X線回折分析法、位相差・分散顕微鏡法)での定性分析や、 石綿の含有率を調べる定量分析も対応可能です。Q それぞれの定性分析にはどのようなメリット、デメリットがありますか?A 【JISA1481-1(実体顕微鏡、偏光顕微鏡)】
JISA1481-1は、前処理工程や含有確定工程が JISA1481-2よりも少ないため、短い納期と安価な 料金で結果をお届けできます。 当社では‐1法のデメリットである分析者の技量に強く依存する点を補うために、熟練者による ダブルチェックや電子顕微鏡によるサポート体制を整え、アスベストの見落としや誤検出を 未然に防ぐ取り組みを行っています。 【JIS A 1481-2(X線回折分析法、位相差・分散顕微鏡法)】
JISA1481-2は、人の目による顕微鏡分析と機械的なX線回折装置を用いるため客観的な分析が可能と なりますが、工程が多いために一般的に高い料金と長い納期が必要となります。 また、検体を粉砕する必要があるため層別分析ができません。 弊社では、JISA1481-1とJISA1481-2のどちらの分析方法も対応可能ですが、お客様のメリットが多い ことから、JISA1481-1による分析をおすすめさせていただいております。Q 事前調査の講習を主催していますか?A お客様からご依頼があれば、無料で実施させていただきます。 弊社では、ウェアラブルカメラによる遠隔サポートや近日導入予定のアスレポによるお客様サポート も無料でご提供させていただいております。Q アスベストの法令・対策工事の講習はありますか?A ご依頼があれば、無料で実施させていただきます。 講習の内容や時間は、お客様のご意向に沿った形でご提供させていただきます。ご相談、調査、分析のご下命はアスベスト調査分析株式会社【ARA】まで、お気軽にご連絡ください!お客様のご期待に誠心誠意お答えできるよう尽力いたします!これからもどうぞアスベスト調査分析をよろしくお願いいたします!
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